今回は、先日東京で行われたGo Conference 2014 Springの発表資料をみんなで読むという回になりました。
一番まとまってそうな+Yoshifumi YAMAGUCHIさんのBlogから資料を遡っていきました。
読み進めた順に話を進めていくと、
- 300万人をGoで捌いた話 // Speaker Deck
- Do not communicate by sharing memory - Google ドキュメント
- Go in Production at Mackerel.io // Speaker Deck
- Martini - Web framework for Go
- pt&Goroutines // Speaker Deck
300万人をGoで捌いた話の資料を見てみると、goroutinesとchannelを使って、通信させて、リクエストを受けたgoroutineはDBアクセスなどの重たい処理を極力させないようにしてレスポンスを返すという主旨の内容だったと感じます。
恐らくchannelについてもバッファ付きチャネルを使って、チャネルにデータが来るのを待ち続けるgoroutineとchannelにデータを送るgoroutineに分かれているのだろうという想像をしました。
スピーカーがどういう話をしたかはわからないのですが、話の方向性としては、重たい処理をgoroutineでバックグラウンドで処理をさせておくようにしようという話になりました。
Do not communicate by sharing memoryは、簡単にいうと、複数のgoroutinesからいわゆる「グローバル変数」へのアクセスはやめよう。という事が書かれていると認識しました。変数でアクセスするぐらいならchannelでデータのやり取りをしよう。という感じです。どうしても変数へのアクセスが必要なら、sync.Mutexとか、sync.WaitGroupを使った同期を考えないといけません。
Mackerel.ioは、Mackerel-agentがGoで書かれていて、agentについての話です。
資料の中にはtimeパッケージを使ったchannelの通信なんかも書かれていますので、参考にしてみて下さい。
Martiniの話は恐らくMartini自体の紹介だと思いますが、このFWは便利そうな気がします。Goの場合、現状ではrouting部分は必ず書かないといけないので、書き方が簡単になるならいいんじゃないのかな?と思ったりします。ここで、ORMについての話も出てきて、どれかの資料に書いてあった、gorpが便利というTweetとか、投稿を見た(気がする)ので、Martini+gorpでDBを使ったアプリケーションを開発すると良いのかもしれません。
最後のpt&Goroutinesは、「今日のまとめ」的な資料で、goroutineとchannelを使った並列化が焦点になっていると思います。Goでの並列処理を考える時には、Goroutineの切り替わりと、channelのバッファを考えないと高速化できないのですが、(channelのバッファが1だと、入ってくるまで取り出す側がブロックされる)バッファについても言及されているので良かったです。
今回は、ちょうど前回やった、「シダ植物」の並列化のお題と被ったお陰で、いろんな並列化についての議論ができて良かったと思います。ネックになる所と、Goroutineの切り替わりが発生する処理が全くない場合など、深いお題だったと皆さん感心されていました。さすが、世界の+Ryuji Iwataさん。
おまけですが、「シダ植物」の計算量もN=25あたりになると応答が無くなるぐらい計算量が上がるそうです。
次回は、GopherCon 2014の資料を読み進める予定です。
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